ソフトデンチャー
生体用シリコンを用いて作る入れ歯で、柔らかく、弾力性に富んだ材料でできています。
物を噛んだときの歯ぐきへの負担を和らげられるため、痛みも感じにくく、また、粘膜への吸着が良く、外れにくいというメリットもあります。
定期的に調整する必要があります。
汚れが付きやすいため、１～２年を目安にシリコーン部分を交換する必要があります。
入れ歯の厚みに違和感を感じる可能性がありますが、次第に慣れます。
ノンクラスプデンチャー
クラスプという金属のバネがないので、口腔内に溶け込み目立たなく審美性が高くなります。
保険適用の入れ歯と違い柔軟性があるので装着感が向上します。
強度がそこまで高くなく、噛み合わせによっては壊れやすくなっています。
樹脂性のため柔らかさがあり、経年的に入れ歯の維持する力が緩くなることがあります。
素材によっては壊れたり、合わなくなった時の修理が難しいです
金属床義歯
金属床の部分入れ歯には、保険の入れ歯に比べておよそ３分の１の厚さであること、熱を感じやすく食事を楽しめるようになること、外側にバネを使用しないため目立ちにくいことなど、さまざまなメリットがあります。
また、総入れ歯のお悩みとしてよく挙げられる「装着感」にも優れており、入れ歯をお口に入れたときの違和感が抑えられ、快適に使い続けられる総入れ歯です。
破損した場合、修理に時間がかかる可能性があります。
金属の種類によってはアレルギーがでる可能性があります。
加齢によるお口の中の変化により、定期的に調整が必要になる可能性があります。
保険の入れ歯
保険治療の範囲内で作る入れ歯です。リーズナブルにできることが最大のメリットですが、使用できる素材や治療法に制限があり、また装着感は自由診療の素材より劣ります。
まずはご来院いただき、ご相談ください。
当院では患者さまをお待たせしないため、予約優先となっております。
ご来院の際は、お電話か予約フォームにてご予約をお取りください。
ご予約はこちら
続いて、診療台で問診・カウンセリングを行います。
患者さまの治療に対する希望や不安、過去に行った治療の内容や現在治療中の病気の有無などをお伺いいたします。気になることがありましたら、遠慮せずご質問ください。
まずはミラーや探針などの検査器具を用いて、歯や歯ぐき、あごの骨の状態をチェックします。
その後、レントゲン撮影、ＣＴ撮影を行い、現在のお口の状態をしっかり確認いたします。
検査の結果をもとに、まずは患者さまのお口が今どんな状態なのかをご説明し、具体的な治療方法についてお伝えします。治療方法のメリット・デメリットについても丁寧にご説明いたします。その他、治療にかかる費用や期間に関してもお伝えいたしますので、説明中にわからないことが出てきた際には、ご遠慮なく質問ください。
治療計画に同意していただけましたら、治療を開始いたします。
虫歯や歯周病が見つかった場合は、治療を行います。
お口の中が健康な状態になりましたら、あごの形や頬の動きについて型取をおこない、お口の模型を作製します。適切な噛み合わせの位置を決定しましたら、歯科技工所で入れ歯を作製いたします。
完成した入れ歯をお口に入れていただき、治療は終了になります。
当院では、治療が終了した後も、定期的なメンテナンスをご案内いたします。
長く快適に入れ歯を使用していただくために、手入れの方法を指導したり、入れ歯を支える歯ぐきの状態や、入れ歯にガタつきがないか確認いたします。
また、歯のクリーニングや虫歯と歯周病のチェック、歯磨き方法のアドバイスなども実施しています。
入れ歯を使用しながら、常にお口の健康状態を正常に維持できるようお手伝いいたします。